元気おいで!季節のアドバイス2018.2
立春になり東風(こち)吹く候になりました。
梅の花の香りが春を感じさせます。
庭先の福寿草が暖かい春の幸わせを伝えます。
蕗の薹が雪解けの土から頭を出します。
独特の香りと苦味が体を目覚めさせ、新陳代謝を良くします。
春は「肝」の季節です。「肝」は「眼と筋を司どる」と言われます。
冬に縮んでいた身体が春の暖かさで緩みます。同時に籠っていた体の歪みも出ます。
慢性疾患、痛み、アレルギーなどが出てきます。
春は「風」が邪気になります。
昔から「風が吹けば桶屋が儲かる」と言われています。
この時期はまだまだ風が肌寒く感じます。「冷え」が大敵です。
緑色の野菜(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜など)を多く摂りましょう。
桜の花が満開の本格的な春に備えてゆっくり身体も目覚ましていきましょう。